台風の基本を学ぶ件?
現在、世界中が注目しているのは、ワールドカップですが、
日本でも注目されているものが有ります。(ここ数日)
台風です。
というわけで便乗して、台風の基礎知識を紹介したいと思います。
台風って何?
台風(たいふう、颱風、typhoon、taifū)は、北西太平洋や南シナ海(赤道以北、東経180度以西100度以東)に存在する熱帯低気圧のうち、中心付近の最大風速が約17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを指す。
台風 - Wikipediaより転載
要は、
- 緑とグレーの帯が重なったところの中。(南シナ海)
- 気圧が周りより低い(熱帯低気圧)。
- 気温が高い地域(亜熱帯、熱帯)で出来る(熱帯低気圧)。
- 中心部分の10分あたりの平均風速の最大値(最大風速)が、約17m/s以上。
の条件が揃えば、台風になるわけです。
風速を換算すると
風速17m/sだった場合は、時速で61.2km/hと等しいわけです。
61km/hあったら、1時間で東京から大磯ロングビーチくらいまで直線距離で行けます。
予報の見方。
天気予報などで流れる予報円の見方です。これで、この破線なんだ?(なんてない?)とならないですね。
台風の予報の内容は、3日(72時間)先までの各予報時刻の台風の中心位置(予報円)、中心気圧、最大風速、最大瞬間風速、暴風警戒域です。破線の円は予報円で、台風の中心が到達すると予想される範囲を示しています。予報した時刻にこの円内に台風の中心が入る確率は70%です。予報円の中心を結んだ白色の点線は、台風が進む可能性の高いコースを示します。ただし、必ずしもこの線に沿って進むわけでないことに注意してください。予報円の外側を囲む赤色の実線は暴風警戒域で、台風の中心が予報円内に進んだ場合に3日(72時間)先までに暴風域に入るおそれのある範囲全体を示しています。
要は、
- 破線(予報円)の中に70%の確率で台風の中心が入る。
- 中心を結ぶ線は、台風が進みそうなコース。
- 赤色の実線(暴風警戒域)は3日先までに暴風域が入るかも。
ということです。
赤く太い線は25m/s、黄色い線は15m/s、の風が吹いています。
hPa(ヘクトパスカル)って何?
気圧です。気圧を表す単位です。
本来の気圧が、1000hPaぐらいで、それより低いと低気圧です。
台風の中心気圧が低ければ低いほど風が強くなるので、台風が大きいと行ってもいいそうです。
台風って
台風一過って何?
台風が過ぎると、周りより気圧が高い部分(高気圧)が来ることがあって、晴天をもたらすことが多いんです。