運賃を安く済ませる方法
電車の運賃って、安くする方法があるんです。ご存知でした?
今回は、運賃が安くなる方法をお教えします。とはいっても、違法ではありません。
安くならないこともある
この方法を使うには、遠く乗ることが大事です。近くへ移動するときは、金券屋で回数券でも買えば。
まずは、実例から行きましょう。「習うより慣れろ」ということです。
実例(東海道線:東京⇒熱海)
まずは、東京から熱海の営業キロを確認します。
営業キロは時刻表に載っている
そもそも、営業キロとは何だ?と思う方もいらっしゃると思います。
乗車駅から降車駅を計算するための距離(実際の距離でない場合もある)です。
詳しくはwikipedia:営業キロでも読んで下さい。
その営業キロは時刻表に載っています。
時刻表がない!という方はネットで調べられる
ネットといってもWikipediaに載っています。
東海道線 (JR東日本) - Wikipedia
これは、東海道線の営業キロが載っています。他の線の記事を読めば他の営業キロが載っています。
降車駅-乗車駅で求める
乗車駅から降車駅の営業キロは降車駅-乗車駅で求めます。
実例といって、営業キロの説明みたいになってしまったので、実例に早く進みます。
上の画像にあるように、東京から熱海の営業キロは104.6Kmなので、切り上げて105Kmとします。**
(営業キロの小数以下は切り上げます)
営業キロを運賃表に当てはめる。
(本当は営業キロをかければいいのですが、記事が長くなるので省略します)
http://www.jreast.co.jp/consumption-tax/pdf/usually_main.pdf
このPDFを見ると「営業キロ」「(消費税8%)改定後・ICカード」が載っています。
これを普通に見てみます。営業キロは105Kmですので、101~120で1940円(改定後)、IC運賃1944円です。
普通に東京⇒熱海間を買うと1940円(きっぷ・改定後になる)
長くなるほど安くなる
運賃表を見ると、長くなればなるほど運賃は安くなります。
しかし、長くなると営業キロの区間が長くっていきます。ココがポイントです。
105Kmを91~100と4~6に分けると?
東京~熱海の手前、湯河原では営業キロ99.1Km、切り上げて100Kmです。
そして湯河原~熱海は5.5Km、6Kmに切り上げて91~100と4~6(km)に分けて、運賃表で計算してみましょう。
190(営業キロ4~6Km、東京~湯河原)+1660(営業キロ91~106、湯河原~熱海)=1850
(※運賃は消費税8%改定後・切符の場合です。)
!!!1850円っ?計算ミスはないと思います。
結果
熱海の1個手前、湯河原で降りるだけで90円安くなる。
とここでポイント、
乗車駅(東京)からの運賃が同一運賃の場合は目的地に近い駅で降りる。
(降りるだけではなく、改札を通ってでなければなりません。)
決して、目的地に近い駅で降りたから安くなるわけではないので注意を
図にすると…
お分かりいただけたでしょうか?
是非安くなる運賃を探してみてください。
なんて言われてもわからない人向けにJavascriptでプログラムを組んでいます。
またプログラムが完成したらお伝えします。
まとめ
- 遠い所に乗る時は運賃が安くなる場合がある。
- 安くなるかもしれない